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「株式100%は怖い」人へ。4資産・8資産均等型(バランスファンド)の実力と選び方

新NISAを始めたいけれど、「投資=損をする」イメージがあり、なかなか一歩を踏み出せない。特に「全世界株式」や「S&P500」といった言葉を聞くと、大きなリターンは魅力でも、暴落時の下落幅が怖くて手が出せない――そうお考えではないでしょうか。

大負けしたくない、けれど銀行に預けているだけではインフレに負けてしまう。このジレンマを解消できるのが、リスクを抑える設計に特化した「バランス型ファンド」です。この記事では、毎月20,000円の積立で、リーマンショック級の暴落がきても資産を大きく守りながら増やすシミュレーション結果と、その選び方をご紹介します。

20,000円でこれだけ変わる!20年後の未来

仮にあなたが毎月20,000円をバランス型ファンド(8資産均等)で20年間積み立てたとします。元本総額は480万円です。

暴落時にも安心。下落幅が3〜4割抑制される効果

「バランス型」最大の魅力は、大きな下落局面での耐性です。過去の市場データに基づいたシミュレーションでは、株式100%のポートフォリオと比較して、リーマンショック級の暴落があった場合でも、下落幅を約3割〜4割程度抑えられる結果が出ています。

これは、株式が大きく値下がりした際に、債券やREIT(不動産投資信託)といった異なる値動きをする資産がクッションとなって機能するためです。

年利3%程度を狙い、銀行預金と差をつける

  • 目標リターン: 年利3%程度(実績に基づいた保守的な予測)
  • 20年後の想定資産: 約655万円
  • 運用益: 約175万円(非課税)

同じ480万円を銀行預金(年利0.001%と仮定)で保有した場合、利息はわずか数百円です。バランス型ファンドなら、大きくリスクを取らずとも、時間を味方につけて銀行預金では到達し得ない資産を築くことができます。

(※この直下に、元本480万円、年利3%運用、銀行預金を比較したグラフが自動で挿入されます。グラフの推移を見て、暴落時でも安定している様子をご確認ください。)

保守的・リスク回避のための成功戦略

なぜ「バランス型(8資産均等)」を選ぶべきか

大負けしない運用を実現するためには、特定の資産に集中せず、広く分散することが必須です。8資産均等型は、国内・先進国・新興国の株式、債券、そして不動産(REIT)の計8種類の資産に均等に投資します。

これにより、どれか一つの資産が暴落しても他の資産がカバーし、資産全体の値動きが非常に穏やかになります。これは、ご自身で複数のファンドを組み合わせてリバランス(資産配分の調整)をする手間を、ファンド側がすべて肩代わりしてくれるという点でも優れています。

プロの助言:精神安定剤としてのコスト

バランス型ファンドは、純粋な株式インデックスファンドに比べると、信託報酬(運用コスト)がわずかに高くなる傾向があります。しかし、これは「大きく増えなくてもいいから、大きく減らしたくない」という目標を達成するための保険料です。精神的な安定を得るためのコストと考えれば、決して高い買い物ではありません。市場の乱高下で動揺し、途中で運用をやめてしまうのが最大の失敗です。コストを支払ってでも、安心して持ち続けられる環境を作りましょう。

失敗しないための具体的な注意点

  • 途中で売却しない: 運用が安定しているバランス型であっても、一時的に資産が目減りすることはあります。しかし、長期投資の鉄則は「暴落時も放置すること」。目標達成まで決して引き出さないという強い意志が必要です。
  • 過度な期待をしない: バランス型はリターンを追求する商品ではありません。年利3%程度を安定して得られれば成功、と割り切りましょう。「隣の人の株式は5%増えたのに」と比べないことが、精神的な安定につながります。
  • 積立設定を徹底する: 相場を読んで投資額を増減させる必要は一切ありません。毎月20,000円を機械的に積み立てる「ドルコスト平均法」を徹底し、購入価格を平均化させましょう。

今日から始める3ステップ

バランス型ファンドを選べば、商品選びの複雑さから解放され、あとは放置するだけです。

  1. NISA口座を開設する(証券会社を選ぶ)
    ネット証券を選び、新NISAの口座を開設しましょう。多くのバランスファンドを取り扱っており、手数料も安価です。
  2. 毎月の積立設定を行う
    選んだバランス型ファンド(例:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)など)を検索し、毎月20,000円を自動で引き落とす設定を行います。
  3. あとは「放置」を徹底する
    設定が完了したら、日々の値動きは気にせず、20年間、積立を続けるだけです。時々、年に一度程度、資産状況を確認するだけで十分です。

大負けしない運用は、リスクを理解し、適切なツールを選ぶことから始まります。バランス型ファンドを使い、今日から安心して資産形成を始めましょう。

毎月20,000円を3%で運用した場合

※手数料や税金は考慮していません。将来の成果を保証するものではありません。

まずは口座開設からスタート

思い立ったが吉日。楽天証券かSBI証券なら間違いありません。