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住宅ローンあり・貯金300万。繰り上げ返済と新NISA、どっちが得かシミュレーション

38歳、お子さんの教育費や住宅ローンの返済、本当に大変ですよね。手元にまとまった貯金(300万円)がある今、「少しでもローンを減らそう」と繰り上げ返済を検討されているかもしれません。しかし、結論からお伝えします。現在の低金利環境下では、安易な繰り上げ返済は非常にもったいない選択です。

このまま毎月の返済だけを続けるか、それとも毎月3万円を新NISAに回すか。たった3万円の行動で、あなたの「ローン完済」と「老後資金の不安」の両立が現実的になります。本記事では、賢い30代のための具体的なシミュレーションと、プロが推奨する成功戦略をお伝えします。

30,000円でこれだけ変わる!20年後の未来

あなたが毎月30,000円を20年間積み立て続けた場合、投資先によって最終的な資産は大きく変わります。

  • 銀行預金(金利0.001%): 720万円(元本のみ)
  • 住宅ローン繰り上げ返済(金利0.8%): 720万円+α(金利軽減効果)
  • 新NISA(期待リターン5%): 1,233万円!

年間リターン5%で運用できれば、元本720万円に対して、運用益だけで513万円が非課税で増えます。

特に重要なのが、住宅ローン金利とNISAの期待リターンの差です。もしあなたの住宅ローン金利が1%以下であれば、期待リターン5%のNISAで運用する方が、ローン金利を上回るリターンを得られる可能性が極めて高くなります。つまり、ローン控除期間が残っている間は、繰り上げ返済よりもNISAでの運用を優先した方が、資産形成のスピードは圧倒的に速くなります。

下のグラフを見てください。もし20年後にローン残高が残っていたとしても、この1,200万円超の資金があれば、一括返済も老後資金も十分に賄うことができるのです。

38歳・持ち家・ローン残3000万のための成功戦略

なぜ「全世界株式(オルカン)」を選ぶべきか?

子育て世代にとって最も貴重な資源は「時間」です。個別の銘柄分析や頻繁な売買に時間を割く必要はありません。全世界株式(オルカン)は、これ一つでアメリカ、ヨーロッパ、日本など、世界中の優良企業に分散投資が可能です。期待リターンも安定しており、一度設定したら「放置」できる点が、忙しい30代のあなたに最適です。

手元の現金を減らす「繰り上げ返済」の罠

多くの方が「早く借金を減らしたい」と考えがちですが、繰り上げ返済の最大のデメリットは「流動性が失われること」です。一度ローンに充てたお金は、二度と引き出すことができません。急な教育費、家族の医療費、住宅の修繕など、予期せぬ出費が重なった際、手元の現金を減らしていると、最悪の場合、高金利のカードローンに頼らざるを得なくなります。

プロの助言:

手元の現金を減らして繰り上げ返済すると、急な出費に対応できなくなり、かえって家計が不安定になります。流動性が高く、必要に応じていつでも引き出せる(※非課税枠の再利用は不可)新NISAで運用しながら資産を増やすのが、現代の家計管理のセオリーです。繰り上げ返済は、高金利のローンであるか、あるいは住宅ローン控除が完全に終了した後で検討しましょう。

まずは生活防衛資金(生活費の6ヶ月〜1年分)を確保し、それ以外をNISAで運用するサイクルを作ることが、ローン完済と老後資金の両立への最短ルートです。

今日から始める3ステップ

  1. ステップ1:新NISA口座を開設する
    ネット証券(手数料が安い)を選びましょう。スマートフォンで簡単に手続きが可能です。
  2. ステップ2:毎月3万円の積立設定をする
    銘柄は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を選び、成長投資枠とつみたて投資枠を合わせて月3万円の積立予約を行います。
  3. ステップ3:ひたすら「放置」する
    日々の株価変動に一喜一憂せず、20年後の大きなゴールを見据えて放置しましょう。相場の上下があっても、淡々と積立を続けることが成功の秘訣です。

賢い選択が、あなたの未来を大きく変えます。今すぐ行動を起こしましょう。

毎月30,000円を5%で運用した場合

※手数料や税金は考慮していません。将来の成果を保証するものではありません。

まずは口座開設からスタート

思い立ったが吉日。楽天証券かSBI証券なら間違いありません。